【銀行を詐欺師呼ばわり!?】9ヶ月で脱サラに成功した金融マンが語る真実

どうも

【趣味で生活する!】の実現を目指すぬましです。


今回は、新卒で一年も正社員が続かず、その後、フリーランス二年足らずでアーリーリタイヤを果たした友達の「なぎくん」から金融に関するお話を聞いてきたのでアウトプットも含めて書いていきます。

 

 

・なぎくん
九州が産んだイケメンボーイなぎくん
【本質】にこだわるコンサルティングを武器に現状の洗い出しと的確なアクションを示すコーチングでキャリア、金融、恋愛など様々な角度からお悩み解決をしています。

 

圧倒的行動力と吸収力でまたたく間に金融リテラシーを身に着け、脱サラに成功した彼は最近、社長さんとなりの風格が年齢プラス10くらいになってしまいました。

 

なぎくんとは運動会やハロウィン、キャンプなど季節物のイベントを企画していっしょに楽しむ仲ですが、
そんな彼は最近特に金融関係のはなしが大好物で、どこから仕入れたん?という話をたくさんしてくれます。


それでは早速本題へ。

 


実は銀行って【預金】するところじゃなくて【○○】するところ


日本では、銀行の認識を【預金】をする場所と考えている方が多いですよね。

しかも
お金を預けていると、なんと、利息で年間決まった%をプラスしますよ。というありがたいサービスもついています。
(誰もが知る○○ほ銀行さんは普通預金で0.001%も増やしてくれるようです。)

なんて親切なんだ!!
 と、思っていますよね?

僕もつい先日、利息で1円が振り込まれました。ありがたい。

じゃ、そのプラスで上乗せしてくれるお金はどこから生まれるのかというと、
それは貸付からくる【利子】です。
ご存知の方も多いでしょうが、銀行は国民が預けたお金を企業や個人に貸出をしており、
貸した金額に対して、一定の利率を上乗せして返してもらうことで利益を得ています。

その余剰金が利息として、預けている方にそれぞれ分配されているんですね。
銀行側は決して親切だけで国民のお金を預かっているわけではなく【利益の配当】としてお返しをしているということになります。


1 お金を預ける
2 そのお金を使って銀行が利益を得る
3 収益分を預金者に分配する
なんてなんか、まるで投資みたいですね!


■投資とは

『将来得られるであろう収益を目的として,現在資金を支出することを投資という。』
〜世界大百科事典第2版より抜粋
https://kotobank.jp/word/%E6%8A%95%E8%B3%87-103590

 

『利益を得る目的で、資金を証券・事業などに投下すること。』

大辞林 第三版より抜粋
https://kotobank.jp/word/%E6%8A%95%E8%B3%87-103590


利益を目的としていないので、投資とは言わないという声もあるかもしれませんが、実際に起こっている現象は同じではありませんか?

しかも、人によっては『利率があがるよ!』と営業を受けて定期預金や信託などもやられてるでしょう。


つまりは銀行にお金を預けるということは投資の一つと考えて差し支えないのです。

 

 

 

【なぜ銀行が詐欺師なのか。。?】

 

では、なぜ銀行が詐欺師なのか。
それには、日本の経済状況に関係があります。
現在、日本はモノの価値を上げ、お金の価値を下げる、いわゆる【インフレ】状態にあります。

インフレ状態とは。。。
簡単に言うと、今100円で変えたものが来年は101円ないと変えなくなるという状態です。
(上記の場合は物価は1%上昇したということになります。)

ここでポイントになるのが、インフレによって年間どの程度、物価が上昇していくのかです。

これは2014の時点で日本銀行が今後の日本経済の方向性を文書にまとめています。


日本銀行が「量的・質的金融緩和」を推進し、実際の物価上昇率が高まっていくもとで、中長期的な予想物価上昇率も上昇傾向をたどり、「物価安定の目標」である2%
程度に向けて次第に収斂していくと考えられる。


今後とも、日本銀行は、2%の「物価安定の目標」の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで、「量的・質的金融緩和」を継続する。

 

経済・物価情勢の展望(2014 年 10 月)
https://www.boj.or.jp/mopo/outlook/gor1410a.pdf

 


上記の通り日本は毎年2%の上昇を目指しており、これを安定的に持続させることを考えているようです。

そういえばと考えてみると、

500mlペットボトルは10年前は100円で買えてたときがありました。

少年ジャンプは僕が少年だったときは170円でした。

今はいくらになってますか?

。。ここ10年たらずでも緩やかにお金の価値は変わっているんですね。

(金額が上がっているのは消費税があがったからだと思ってた。そんな人も多いのではないでしょうか?
実はこんなカラクリもあったようです。)

 

そして、銀行側は対抗するように負けじと、預金者に利息で現金を返しています。


ん?ということは
み○○銀行さんの普通預金の利率(0.001)を参考にするとこういうこと?

 

今の物価   来年の物価(2%増加)
100万円 ⇛ 102万円

今の貯金   来年の貯金(0.001%増加)
100万円 ⇛ 100万010円

 

あれ?追いついてなくね??
ぜんぜん追いついてなくね??

 

そうです、
銀行にお金を預けても、現在の物価の上昇に対して話にならないレベルで全然追いついてなく、むしろ100万円の価値は約98%にまで下がる(マイナス)ことがわかります。


それでも銀行にお金の相談をすると、ウチでこういう運用がありますよ、安心ですよって定期預金や投信信託をすすめられませんか?

 

その進められたものは利率は何%でしょうか?

 

それは普通預金よりも高いものかもしれませんが2%を超えるものでなけば、あんまり意味なさそうですよね。

それでもなぜか、オススメしてくる。

 

銀行は利益を上げられるが、
預金者にはマイナスの価値になる
この話を聞いて僕は新手の詐欺っぽいって思っちゃいました。

 

 


【銀行は詐欺師】とすこし過剰な表現をしましたが、少なくとも利率2%以下の金融商材を勧める方には日本の現状を伝えた上でなぜオススメなのか聞く必要があるかと思います。

 


そうでないと、あなたの現金は確実に価値を失い、損をしていきます。


結論
銀行に余剰金を預けるとお金の価値どんどん減っていく。(損をし続ける)

預ける先は少なくとも年間利率が2%以上の所が望ましい。


以上が学んだこと。
皆さんも一度見直しをしてみるといいかもしれませんね。